やすP「MIZU×TSUMU【極彩色】」の好きなところを書いてみる

D
個人的に2018上期20選確定。
というか、俺が人の動画を記事にするのは5本目で、下記の4本と同じぐらい書かないと、という気になったということなんですけども。

すっきりぽんPの『うちのクラスの天海さん』で悶絶せよ - 青い月の高原
「【アイドルマスター】3A07 〜Memories are here〜」感想-その1 - 青い月の高原
アイドルマスター「GAME」 - 青い月の高原
りっちゃん誕生祭で慈風Pのファンになった - 青い月の高原


まずとにかくカッコイイ。
そして視聴者を驚かせようという仕掛けに満ちている。
センスに溢れたエレクトリカルな引き込みから始まって

瑞希と紬を対比するよ、という重ね合わせの宣言。
青で統一した画面の中に突如として「昏き星」の血の赤・対決をアクセントとして挿入

直後のもう気持ちいい以外に言うことのないユニゾンビートのステップ。

これ、元PVより拡大して、画面いっぱいに使ってるんですけど、正直元PVよりカッコイイ。


そこから赤→青と色調が変わるんですけど、赤の「昏き星」が全体の緊張感をぐぐっと高めて息を止めさせる役割をしています。
そして蝶、タイトル出し、ポン、と効果音で視聴者を解放。


なんとわずか16秒にこのサービス。
完璧なつかみじゃないでしょうか。


ここまで見せられたら、このあとのちょっと動画が緩んだとしても、この動画は最後まで見るしかありません。


ところが、そのあとのダンスのシンクロはもちろん、カード絵を差し込んで、消しに行って戻したり、とにかく視聴者を飽きさせない気持ちのいいギミックのラッシュ。
出した文字を消す時も楽をしようとするとついそのまま消しちゃったり、透過させちゃったりするんですけど、リズムにのせて動かしながら消していくなど、こまかな積み上げがかっこいいです。


アイドルをじっくり見せる中盤も良い。
そして、瑞希と紬が身長と髪色が同じなのを利用してのアイドルチェンジ、チェンジ、チェンジ。
視聴者はショートの瑞希とロングの紬の共通点と相違点を意識させられ、そして二人のりりしさに見惚れるでしょう。


贅沢を言うと、モニタにひとギミック欲しい、かな?w


そして曲が一息つかせるのにあわせて暗転、蝶、飛翔。

いったん視聴者を解放してから、再度緊張感のあるスパートへと誘います。


そして残像のあるロングシンクロ。

ここは神風Pの
アイドルマスター2 「schwarzweiß 〜霧の向こうに繋がる世界〜」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14674308
へのオマージュのような気がします。
*1


で、完璧なダンスシンクロからのアクセント。

俺はこの手のデザインセンスのある効果はいれられないので憧れます。


「迎撃せよ」にあわせて赤いアクションで引き締めた後に


これ。


ウインクに合わせてライン→文字だし。
ビートにあわせてカメラ引き。


完璧。


それを瑞希と紬で2回やることで、一度だと物足りない快感が二度味わえて四倍おいしい。


ただここが難しいところなんですけど、後ろのノイズが「踊れ」と言っている。
ノイズに合わせてテンポの速いダンスでがちゃがちゃーっていうのもカッコイイ気がする。
でもクールにキメてるのもカッコイイ……もう1コーラスダンス欲しい……


ラストは名残惜しさ感あるフェードアウト。
俺はここはパッキリドカンと終わって欲しかったけど、これはこれで物足りなさから何度も見返してしまう中毒性に繋がっている気もする。
見ていて「ああしたい、こうしたい」って思っちゃうのは好み過ぎるからですね。


極彩色の曲も知らなかったんですけど、大好きになりました。


おまけ情報として、なんとPC壊れているので、これiPhoneのみで作ってるらしいですよwマジかw


あと、やすPさんはtwitterフォローすると、普段の独自のギャグセンスの雑コラ楽しいですw
https://twitter.com/P98394363
みんなフォローしまくりましょう!


とにかく何がいいたいかというと、かっこよくて気持ちいいから見て!ってことですw

*1:神風Pのコレは俺のベストオブベストですけど、記事を書いてないのは単に同月デビューでそういうタイミングがなかったせいです

「瑠璃色金魚と花菖蒲」を読み解いてみる

瑠璃色金魚と花菖蒲、つむこーどの方で解釈論議したくない?
みたいな話が上がっていたので、とりあえず俺の受け止めを書いておきます。



いちおう下記二つの考察記事には目を通しています。

白石紬ソロ曲「瑠璃色金魚と花菖蒲」の個人的解釈
http://siramune.hatenadiary.jp/entry/2017/06/30/222128

『瑠璃色金魚と花菖蒲』を歌詞とコミュから考察する
http://www.hu-to.com/entry/ruri_iris/

はじめに

歌詞考察というのは正解を導き出すのではなく、感じ方のバリエーションを増やして重層的にするための作業だと思ってます。
物作りする人間として、最初に作ろうとしたコンセプトと出来上がったものが大きく異なることがよくあるからです。
作り手は受け手よりはるかに考えていることもあれば、人に指摘されてはじめて無意識の表現が浮かび上がることもありますよね。
部分を重視して、全体の整合性をあえてとらないこともありますし。

白石紬とは

私はメタ読みも好きです。
例えば白石紬はどういったコンセプトで作られたキャラクターか。
公式はプロデューサーのどういう欲望を刺激しようとしているのか。


私は紬は基本的には貴音のバリアント。
かぐや姫に対して乙姫もしくは人魚姫をモチーフとして持ってきていると思っています。
髪型は羽衣のデザイン化ですね。
こういうモチーフはうっすらとでも重ね掛けをすると受け手が勝手に深読みをして掘り下げてくれるので。


37人の中でまつりが「陽」のポジションなので、貴音の属性で落ちてしまった「陰」の「姫」。
紬は閉じ込められた、救いを待つ姫です。

ほんへ

前置きはこれぐらいにして、歌詞考察。
一つの意味を取るというより、読みを並列して並べてみました。

2018/2/3追記:「愛すると消えると思ってた」を考えつくした結果、瑠璃色金魚は完全に人魚姫モチーフと思いましたのでいろいろ修正。

歌詞 考察
瑠璃色金魚は恋い焦がれる 凛と咲き誇る花菖蒲 イメージカラーとしても瑠璃色金魚は紬。金魚鉢に捕らわれている。
吐き出す空気は泡の模様 水中で喋った言葉は水の向こうには届かない
決してあなたの心に 届かないの あなたとは誰か
はなびらひらひらと 水面に落ちて震える指先 誰の指先? 水面は何の象徴か→テレビ。なにげなく見ていたテレビに映し出された「アイドル=花菖蒲」の「笑み=はなびら」に見ほれる幼い紬。テレビに手を伸ばす。→修正:はなびらはプロデューサーのスカウト。
時間が止まるわ 目が覚めた余韻の余白 呆然と見ほれる紬、もしくはそれを思い出して夢に見て、目覚める朝。→訂正:過去の憧れを思い出す。
外の世界は ねえ なんて眩しい 自分は内側にいる。捕われている。実際はアイドルはテレビの中にいるが、紬は家(金沢)そのものを檻、テレビの向こうを外、と捉えている。→修正:東京・アイドルの世界を外
嘘だとしても罪深過ぎたの 嘘=プロデューサーが自分がアイドルになれると言ったこと 罪深い=私に思い出させてしまった→訂正:私を口説いた
眩暈がしても心地いいのは もう求めてるから なんで眩暈?目が覚めた余韻と対 プロデューサーの誘いに揺れ動く自分
瑠璃色金魚が見上げるのは 凛と佇んだ花菖蒲
私 あなたのようになれたら あなた=花菖蒲
もっと上手く微笑えますか →逆接。つまり今はうまく笑えていない。笑いたい。
灯した明かりは燃えないまま 今も青く棚引いている 燻ぶって棚引く煙。心の奥に灯された熱情。
曇った硝子を溶かすほどの 秘密 もしかして私 持ってますか 雲った硝子?金魚鉢?ブラウン管? 秘密とは「アイドルになれる」力。誰に問いかけているのか
雨は空に落ち 愛すれば消えるものと思ってた 水の中から見えると雨は空の映った天井(水面に落ちる)。→訂正:水の中から見た雨。人魚と人間の恋。人魚姫が脚(いまの生活)をすてて地上(東京・アイドルの世界)に上がることを示している
鏡の世界に 逆さまに映った好奇心 鏡の世界とは? 映ってるのは自分=金魚の好奇心。自分の顔
湧き上がる思いを掬い上げては 吐き出す空気と対。
砂糖漬けにして また飲み込むの 何度もアイドルになってみたいと言い出したかった。言い出せなかった。もしくは言ってみたけど一笑に付された。→訂正:決心するまでの心の動き。アイドルになった自分の妄想。打ち消し。
あなたにいつか味見してほしいと 夢を見ながら あなたとは誰か? まあプロデューサーなんだけど、本来はファン→訂正:あなたはプロデューサー。味見はオーディション。
瑠璃色金魚が知らないのは 強く根を張った花菖蒲 どれだけの努力がそのアイドルを支えているか。もしくは、自分にどんなに素晴らしい強さがあって、どんなに美しく独り立ちできるのか。
目の前に見えるもの全てが 現実ってことはないの 狭められた自分の可能性。
あの時触れてくれた温もり 光 失くしては枯れていく 触れてくれたのは誰か。物理的に?心理的に? 夢を忘れそうになる自分。もしかしたらプロデューサーのスカウトのことでもよいかも。→訂正:ぬくもりはスカウト。
悲しみで泣く私の涙 また毒になってしまう 抜け出したい 毒は「嫌な自分」。とげとげしい、夢を押さえこんでいるがゆえに攻撃的になってしまう自分
瑠璃色金魚が見上げるのは 凛と佇んだ花菖蒲
私 あなたのようになれたら もっと美しく咲き誇れますか 外見の美しさだけではない。スッと佇む花菖蒲の美しさ。独り立ち。
瑠璃色金魚が知らないのは 強く根を張った花菖蒲
目の前に見えるもの全てが 現実ってことはないの
あの時触れてくれた温もり 光 失くしては枯れていく
悲しみで泣く私の涙 また毒になってしまう 抜け出したい
私きっと 決意。本当の自分、なりたい自分になってみせる。→訂正:もしかしたらもっとプロデューサーよりの「あなたに認められる私」


基本的には花菖蒲は、紬が憧れたアイドルであり、そしてトップアイドルとなった紬自信の重ね合わせと読みます。
紬は、そのアイドルを通して、自分の中にあるなりたい自分を発見したということですね。


詳しくは書かれませんが、おそらく古い形のしきたりがまだ残るような地方・実家で自分の夢をなんどか話したのかもしれません。
何度も一笑に付され、知らず知らずのうちに、諦めたという自覚さえなしに、なりたい自分を飲み込んでいたのでしょう。


歌詞カードにはないですが、「見つけて!」は、心の中の「本当の自分」が、日常に流される自分に対して放った言葉でもあるし、「誰か助けて!」という、つまり、プロデューサーに助けを求める言葉でもあるでしょう。
捕われの姫を助けた王子。そしてその感謝をうまく表せない(もしかしたら人魚姫の声を失ったモチーフも重ね掛け)姫を本当の自分=トップアイドルに育て上げたときの感謝、
「あんやと」の笑顔
こそ、白石紬のキャラクターデザインかなと思います。


基本的には瑠璃色金魚と花菖蒲は、プロデューサーに声をかけられてから、東京へ旅立つことを決める瞬間までの紬の心を追ったものと読めばいいのかなと思っています。
アイドルとしてデビューしてからの心情は、次の曲で聞かせてくれるでしょう。


楽しみですね!



→20180203追記:紬の人魚姫モチーフが思ったより強そうなので、花菖蒲がプロデューサーの可能性が本命な気がしてきました。曲名の「瑠璃色金魚と花菖蒲」は「紬とプロデューサー」。漠然とした広い憧れの話ではなく、プロデューサーからスカウトを受けて、上京するまでの紬の心情と決意を結構具体的に書いた歌詞と想定できます。


アイドル投票TBの思い出と3本の動画について:その3(おわり)

※なぜか編集をミスって途中が入れ替わってたりしたので再投稿。


アイドル投票TBの思い出と3本の動画について:その1 - 青い月の高原
アイドル投票TBの思い出と3本の動画について:その2 - 青い月の高原 の続きです。


再逆転したはいいものの、百合子サイドの一斉投票と紬サイドの一斉投票を見る限り、戦略的にギリギリでスパートを挑まれた場合、いかにも捲られそうです。
箱根ストームのような突風、他の役が確定することによるグリーからの古参のサポートなど、不安要素はキリがありません。


でもこのときの俺の心の中は、心配や不安じゃなくて、高揚
名探偵ナンナンのパワーワードに賭けて舵を切り、ここまで走ってきた百合子との闘いが、よりヒロイックな、アイマスの歴史に長く語り継がれる物語になりうる予感でした。


昔からアイドル同士が火花を散らす、ライブバトルの動画を作って見たかった。
もしかして今、その機会なのかも?


最初に浮かんだのはシェリルとランカの前へ出ようとする競り合いが印象的な「ライオン」。
他の候補を探してみたけど、結局それ以上の曲は見つかりませんでした。
ライオンの音源を書き込んだ日時を見ると1/5なので、実際にはFunny Logicよりも前、おそらく箱根ストームが原因で考え始めたことがわかります。
伊織とやよいのライオンで胸に炎をともされたこともあり、頭の中には画面を二分割して、瑠璃色金魚と透明なプロローグで踊る二人が浮かんでます。


最初にプロジェクトファイルを作ったのは1月9日。
ただ、そのときは音楽といくつかのダンスをBPM合わせてみただけで、それほど作ろうとは思ってませんでした。


しかし1月11日、公式がそっと俺を後押しするようなことが起きます。



それでも、明確に意識していたわけではなく、いまだからわかることですけれど、俺の心にはライオンを作るための3つのハードルがありました。


ひとつ「紬の闘いは、この名曲を冠するに相応しいものなのか?」
ふたつ「俺にはニコマスで名作とされる過去作に連ねて、この動画を作る資格があるのか?」
みっつ「この動画は紬の勝利ではなく、百合子の逆転につながる動画じゃないか?」


……


ひとつ目は、1/11の百合子の一斉投票による逆転と、翌日の紬の再逆転で払しょくされました。
アイドル投票TBでの百合子と紬の闘いは、結果はどうあれ、アイドルマスターの歴史に残すべきものだと思いました。


ふたつ目は、もちろん考えすぎで、別に気負うべきところじゃないです。でも、なんていうか名曲とか名作の威光をどうしても借りることになっちゃう。できればそれらに恥じない自分でありたいし、作品でありたい。
すがったのは、コナンパラパラ、Funny Logicが http://www.nicovideo.jp/tag/THE%40TER_BOOST! の一位、二位にいるということ。
過去の名作と比べてどうかはともかく、いまこの瞬間に THE@TER_BOOST! の動画を作るなら、みんなの評価を信じて俺でいい、と信じ込むことにしました。


みっつ目で最後まで悩みました。
競り合いになった場合に、ライオンはおそらく追いかける側に有利に働くはずです。
もし最終局面で、この動画がtwitterでバズって百合子の浮動票ブーストになったら、紬P達に顔向けできない感じです。
(バズるほどの動画が作れるかどうかは別として、作りたい、とは思っていましたし、いまも思ってますw)


そのころ、つむこーど、というより紬陣営の宣伝に別の問題が出てきていました。
いろいろ企画を立てるものの、twitterでの拡散がされない。
内輪だけでRTを回しているような状況です。


これは俺の目の前に他の陣営の宣伝が流れてきにくい、紬と百合子以外のアイドルの企画はわざわざ検索しないと見つけられないことからも明らかで、アイドル投票TB向けの企画は他のアイドルの担当PにRTされないということがわかってきました。
よく考えれば、あたりまえ。自分もそうです。
俺は百合子の企画はフェアな戦いを意図してRTすることもありましたけど、わざわざ他のアイドルの企画をRTする動機はありませんでした。


だとすると、twitterと違ってRTに依存しないニコニコのランキングはプロデュースの場としてより重要です。
紬と百合子の闘いだと拡散されない。
だとすると──、


他のアイドルの闘いも描いたらどうか?


そのビジョンが降りて来た瞬間に、「ライオン」の意味することが変わりました。
紬のための動画でも、百合子と紬の闘いを記録するための動画でもない。


THE@TER_BOOST! で戦ったアイドルとプロデューサー、その全員を描くための動画にしよう


三つ目の理由は、ある意味、どうでもいいものになりました。
精一杯戦って、その結果を受け入れよう。
とにかく、アイドルは、プロデューサー達は、素晴らしい闘いをしたんだ──。




ダンスは5人。ということは、バレー、カフェ、サスペンス、それぞれの役をポジションに。
画面を二分割して争う二人を対照させるのではなく、各役一位が入れ替わった瞬間にアイドルを切り替えることに。
カメラ映りの多いセンターに得票の多く争いの激しい役を置いて、ポジションも得票順に。


百合子と紬の対決で考えていた時はアニメのOPバージョンでしたが、3チームを時系列で表現するためにフルバージョンに。
それでも序盤の順位変動は激しすぎるため、アイドル投票TBの中でもっとも最初の大きい動きと言える紬の逆転を起点に、できるかぎり動画投稿する瞬間までの入れ替えを入れられるように。
この後、各アイドルの得票が加速したとしても、おそらく紬が総得票数ではトップなので、紬センターではじめて紬センターで終わる。


全アイドル登場も一瞬考えましたが、動画が取っ散らかるのと、キャプチャの分量的に断念。
逆に、登場できなかったということを明確にして、担当プロデューサー達には、悔し涙として次の投票のエネルギーにしてもらおう、と自分を納得させました。


まだプロデューサー達を煽るには足りない。
自分も含め、すべてのプロデューサー達の心を THE@TER_BOOST! に向かわせるためにはどうするか。


そんなのは古来から決まっています。
プロデューサーを奮起させるのはアイドルからの呼びかけ。
「プロデューサー、私をプロデュースしてください。」
アイドルとプロデューサーの神聖なる契約。
バンナムが俺たちにかけ続けている アイドルマスターの魔法 です。


ライオンを聞き込むと、転調からのラスサビで、呼びかけてくるアイドル達が浮かんできます。
「プロデューサー!」
持ち歌でのスペシャルアピールのラッシュ。ラッシュ。ラッシュ。


アピールしているアイドルのプロデューサーだけではなく、すべてのプロデューサー達への呼びかけ。
どうにかして俺の担当アイドルを、この舞台に立たせなくてはならない。
今回は無理でも、次回には──。





動画の構成は決まりました。
あとは無限に続く物理的な作業。


アイドル投票TBランキングさんが公開してくれているデータから各役トップの交代を表にして、動画化可能と思われる部分を抽出。
曲が長くなった分、一曲で当てられるわけもないので、BPMと曲調の誓い曲を片っ端から試し、ダンスを選ぶのにサビだけで二日。

しかしこれもあとで大きく入れ替えることになります。このころはもう頭つむつむしてましたね。
正直間に合わないと思ってた。
16日の深夜に一回ブレークスルーがあったみたいです。


頑張ってたらメカPが百合子動画を作ってるらしくて、ぶつからないかと絶望したりw


あと、この日にニコマスの名作の大規模な削除が行われました。
悲しかったけどまあ、未来へ進むのみですけども。
スペシャルアピールやアイドルの切り替え音は実は削除対策も兼ねています。


結局ライオンのダンスが組みあがったのは1月21日。9日かかりました。
毎日3時間睡眠。ダンスいじってた時間は50時間ぐらいかな?

ここでライアールージュの速度をがつんと落として、百合子の口パクを合わせに行くことを思いつきます。


そして、最後に立ちふさがった敵はディスク容量と時間でしたw

結局、最終的な素材は300G超。
ノートPCのSSDがいっぱいになってしまうので、外付けSSDに都度必死で逃がして、泣きながらエンコしてましたねw


時間がないのに焦って、サムネとか考える余裕もまったく失ってました。

最終チェックを他の人にしてもらう余裕もなかったために、あのミスが起きてしまいます。
ミスについては何を言っても言い訳なので、もうすみませんとしか言えない。それだけです。


D


いろいろな人からよかったと言ってもらえて嬉しかったですけど、中でも もじゃ さんの感想は普段どういうスタイルでアイマスと向き合ってるか知っているので、ひときわうれしかった。この感想だけで、ライオン作った苦労が報われました。


この後は、もうひたすらつむこーどに貼られるダイマ待ちアカウントに3つの動画を持ってダイマ突撃を繰り返すという、バーサーカーみたいな行動してましたね。
すごくよかったのは「ネタ」「かわいい」「熱い」っていう性格の異なる3本の動画があったため、相手に合わせてプレゼンする動画を変えられることでした。
ダイマ上等な人には3本投げつけたりw


なにより、自分の動画を見せに行くのは、つれない反応をされても再生回るからオッケーという、おいしいことしかないっていうのは大発見でしたw
とにかくダイマのモチベーションが落ちない。
間違えて百合子サイドの人にダイマしたことも3回ぐらいあったんですけど、票は貰えなくても動画自体は褒めてもらえたりしたし。


いまツイート数えてみたら、トータル100件ぐらいやってますね……


22日の投票終了後に、あいうえおP さんが呟いてたのが印象的でした。

うんうん、と頷きながら、自分の動画の感想見たり、他の人のアイドル投票TBの感想見たり。


で、ちょうどこの記事を書いている最中にライオンが10,000再生を突破。


実際にどれぐらい紬への支援になったのかはわかりませんが、
いやー、幸せな時間でしたね!


アイドル投票TB、楽しかった。

僕からは以上!

      • -


最後にもう一度お願いです。

ライオンの完全版の要望を受けているので、下記アイドルのSSRでのスペシャルアピール1080p60fpsの素材を募集します。

紗代子 Thank You!
杏奈 Happy Darlling
美奈子 スマイルいちばん
風花 Brand New Theater!

もし協力していただける方がいらっしゃいましたら、twitter@nayuta77 に声をかけていただけると助かります。

アイドル投票TBの思い出と3本の動画について:その2

アイドル投票TBの思い出と3本の動画について:その1 - 青い月の高原 の続きです。


動画投稿して一息ついたところに12月31日0時の百合子の一斉投票。
時速には恐怖しましたが、かろうじて追いつかれず。


そのあとに紬の一斉投票がtwitterから流れて来たときは目を疑いましたね。
3回に分けて、おまけに一回目夜中の2時6分って、正気か?www

まあ、決まるまでの経緯とかも見ていないので、「何か理由があるんだろうねぇw」みたいに苦笑いしながら参加しているのがツイートから読み取れますw


それはともかく、参戦するからには紬を勝たせるように動くと決めましたが、動画はそんなに連続して作れるものではないので、このころは他にできることはないか、考えていました。

でも、twitterでネタ振っても俺は拡散力があるPじゃないので特に効力もなし。


そこを箱根ストームが襲います。

箱根ストームは拒否反応示す人多いですけど、俺はアリだと思ってますし、大好きです。
有名人がミリオン好きなのは、ミリオンのすそ野を広げて、結果としてアイドルマスターコンテンツの強化に繋がるし。


途中まで

「うっわ、これで逆転されるのかー。
 クッソ燃えて来た。
 これが終盤じゃなかったのは紬に風が吹いてるってことだな。
 紬のために用意されたドラマだ。
 逆転のために何する?」

とか思ってましたねw
実際は謎の紬カウンターも発動して、追いつかれずに済むわけですけど。


便乗して、コナンパラパラの再生数も増やしに行ったり。


で、一人での戦いに限界を感じて、つむこーどに参加することに。


参加してみるとみなさんの議論を見るのが楽しくて、「ああ、頑張ってるんだなぁ」と思いながら、コミュニティに浸る快楽に溺れていました。


そこに初星宴舞の一日目を受けたミキのナンナンパヤパヤメールが来ます。

って呟いた直後に、ナンナンを調べてFunny Logicを知ります。
プロジェクトファイルの作成日時は1/7の0:31。
動画投稿は1/7の13:37。


Funny Logicはとてもダンスに恵まれました。
ちょうどイベント中だった「HOME,SWEET FRIENDSHIP」が合えばいちばんキャッチーだよねと思って合わせてみたら、BPMも雰囲気もバッチリ。
ドンピシャの位置はどこかと試行錯誤していたら、ラストの「うっうー、うっうー」に汽車ポッポダンスを合わせたら、いっさい動画を切らずに完全にシンクロしたという、正直俺の腕とかほとんど関係ないマッチングですw


間に合うのがわかってからは、とにかく
「初星宴舞の二日目が終わって、そのテンションのプロデューサーたちがtwitterやニコニコを見るときに、ニコニコのランキングに乗っけておく」
ことを考えていました。
5時ごろまでがーっと組んで、さすがに寝たんですが、ハイテンションすぎて7時ごろに目が覚めて、食事もせずに動画を作ってましたね。
所要時間10時間ぐらいかな?


気を付けたのは、急ごしらえなのでチープ感を少しでも引き下げること。
単にネタで曲とダンスを合わせた動画だと思わせたくないなー、と。
ダンスが始まって視聴者が飽きる前に引き込むために、「この動画は手をかけてるぞ」とタイトルロゴの出し方と冒頭サビの終わった後のまかべーのタイル状の切り替えで宣言。
後半部分がちょっと仕掛け的には寂しいので色調をいじったりしましたが、まあ「うっうー」のダンスと最後の決めポーズがビシッと収まっているのでいいとします。


まかべーの切り替えは音のタイミングともドンピシャですっごいお気に入りなんですけど、直前に見た黒崎Pの「妄想探偵 七尾百合子」に影響を受けてます。というか、この動画に格で負けすぎないのを目指してました。作りは向こうのほうが圧倒的にいいんですけどw
D


PV部分は10:00ごろには完成していましたが、きれいなだけ、かわいいだけ、シンクロがいいだけの動画はよほどの腕がないとバズらないので、ネタを練ることに。
ミキのメールが元ネタだとはっきりわかるように、冒頭にメール文。
紬になんなんって言わせたかったので、メールの誤送信の形をとりました。
オチをどうしようかなー、と思ったけどメールを眺めてたら「ハニー」とあるのに気づいて、これは通報案件やろなぁ、と。
そんな形で前後をネタで挟みましたが、オチはいまいち弱かったですね。
パトカーのサイレン入れるとか、「もしやプロデューサー、ミキさんに手を……」ぐらい言わせても良かったかもしれませんw


Funny LogicはダンスPVとしてすごく気に入ってしまったので、繰り返してみてもらえるように、YouTubeにはネタなしでアップしました。


このときはつむこーどに参加していたのもあって、twitterだけではなくつむこーど経由でも広告をお願いします。
ちょうどニコニコが無料広告チケットを配っている時期だったので、人数さえ集まれば広告の力でランキングに載せられます。
ランキングに載ると再生数が伸びるという好循環を作ることができて、ダンス主体の動画にしては珍しく10000再生回すことができました。
再生数は正義。今回のアイドル投票TBの動画でも、俺のより作りがいいのに、ランキングを上げるメソッドを知らないか気にしてないために埋もれてしまっているものが結構あってもったいないです。


あと面白かったのは時代の変遷でした。

ということもあったり、「動きピッタリ」というコメントを見て、シンクロというニコマス最盛期の言葉を知らない人達が動画を見てくれてることに感動したり。
あと「初星宴舞二次会会場」のタグはすごい嬉しかったです。「ナンナン言いたいだけのくせに無駄に作りがいい」みたいなコメントが動画でもtwitterでもいただけて、「計画通り(ニヤリ」ってなったり。
単に凝り性で、作り込まずにいられないっていうだけなんですけど。


そして、ついに1/11、百合子の一斉投票による逆転が起きます。
自分のツイートじゃないけど、結構考えてることがかぶるしべりあまんさんのツイートも引用。

これ、あれですね。
回りもだけど、必死で自分を鼓舞してるんだw


つむこーどでもアレコレ対策を練っていましたが、なんか自然回復で翌日の17:00には再度紬が一位に返り咲き。
つむこーどでみんなが「なんなん????」ってなってたのが面白かったw


このころには漠然と
「もし百合子ともう一戦やるとしたら、
 最終日間際に、
 強力な動画がもう一本必要だ。」
と感じはじめていました。


その3に続きます。
アイドル投票TBの思い出と3本の動画について:その3(おわり) - 青い月の高原

アイドル投票TBの思い出と3本の動画について:その1

アイドル投票TBお疲れ様でした。
終結果はまだ出ていませんが、探偵紬は獲れたんじゃないかと思うので、ほっと胸をなでおろしてます。


この記事は
・俺がアイドル投票TBをどう受け止めたのか
・コナンパラパラ+瑠璃色金魚、なんなんなんだかなぁ、ライオン、の三本の動画を作った流れ
・紬陣営のある一方向から見た風景の備忘録
として書こうと思います。
お約束ですけど「自分語りで長い」よ!


本題に入る前に、ライオンの完全版の要望を受けているので、下記アイドルのSSRでのスペシャルアピール1080p60fpsの素材を募集します。

紗代子 Thank You!
杏奈 Happy Darlling
美奈子 スマイルいちばん
風花 Brand New Theater!

もし協力していただける方がいらっしゃいましたら、twitter@nayuta77 に声をかけていただけると助かります。


では本題。


アイドル投票TBについて

投票開始時の俺のツイート。


うんw


この認識はいまでもそんなに変わってません。
でも、アイドル投票TB、楽しかったです!


俺はグリーのミリオンはやっていませんでしたが、文字の読める紬Pだったので、どこかの役でトップを取る必要があるのは理解していて、一番票数の多い次女に毎日全票入れていました。
ただTA未経験なので、票を一切入れないのがベストという判断はできなかった。


次女の票数差を見て、このままだと勝てないかなー、とか思っていたところにtwitterで #名探偵ナンナン の呟きがいくつか目の前を横切ります。
迷探偵が多かったけど、金魚一にしてもゴーホームズにしても、どのネタも面白そうだった。

このときの判断は

15役にそこそこの票が入ってて票の総数が一番多い。
期間も長いから、いまから集約されればワンチャンあるかも?

でした。


ところがその後にTAの結果を調べて戦慄しますw

百合子って、最大派閥なのか。
それも……、これは生半可な強さじゃない。
まさに、最強
勝てないぞ、これ。

悩むというより、単純にびっくりして、数秒思考が止まりました。
けど、湧きあがってきたのは

……面白いじゃんw

という笑みでした。


俺は比較的担当の緩いPですが、いちおう紬担当を自認しているのは、瑠璃色金魚と花菖蒲に頭をぶっ叩かれたからです。
最初ファミ通の新アイドル追加の記事を見たときは

ミリシタではせっかくだから765AS以外を担当しよう。
グリマスの歴史を知らなくても一から知って行けるし、新しく入った二人のどっちかにしようかなー?
「もしかして、あなたは……バカなのですか?」はキャラクターデザインの狙いすぎがハナにつくなー。紬はないかなー。

と思ってました。


ところが、瑠璃色金魚と花菖蒲を聞いて、歌に込めた熱量と、天へと駆け上る、絶叫ともいえるロングトーンに惚れました。
もともとアイドルに良い性格など求めておらず、無印千早のような扱いづらさ、ある意味「クソガキ」とバディを組んで、あやしたりぶつかり合ったりしながら、どうやってその娘の強みを伸ばし、アイドルとして成長させるかが俺のやりたいアイドルマスターです。
この熱情と歌声、他がどうであろうと、担当するのに不足はない。と一瞬で決まります。
まあ実際にゲームを進めると、性格はめんどくさちょろくて可愛すぎるので、どちらかといえば拍子抜けでしたがw
(もっとPに厳しくていいのよバンナムさん)


話が逸れました。


新加入の白石紬が、最強七尾百合子に挑む。
これは、紬の今後のミリオンでの立ち位置を作るために必要な、まさに用意されたドラマだ。
得票の伸びてない他の役に挑んで、半端に勝ったり負けたりするぐらいなら、七尾百合子に挑んで負けるほうが正しいプロデュースだ。
いわんや、そこで勝ちを作れたならば。


──それは最高のプロデュースだ。


俺の戦場は当然ニコマス
名探偵コナンネタでニコニコで受けを取る動画を作るなら、使う曲はパラパラ。
どうせなら瑠璃色金魚で合わせたい。


動画を作るのをやめてから4年半。
かろうじて残っていた動画制作環境で瑠璃色金魚とコナンパラパラを合わせてみて、「いける」と確認するのに一時間半。
こういうのはネタを先にやられちゃうと勢いが落ちるので、牽制のために仮合わせをtwitterに放り投げます。

(最終出来上がった動画と見比べてみるとシンクロがグダグダなのが自分で見ても笑えますw)
あと、この時に誰かとネタがかぶってないかを確認するために検索して、紬コンベンションセンター(仮)の存在を知ったので、拡散のために #白石紬コンベンションセンター のタグをつけてますね。


こうして俺は探偵紬での参戦を決めました。


しかしここから難航。
まともに動画製作ができる環境の再構築、ツールの使い方の思い出し、素材収集に苦心。


このとき、まだダンスが最初の仮組のままでした。
凝り性なので、自分が気持ちよくないと人前に出せないんですよね。
自分で納得いっていないけど、ネタは速度が命。
自分のツイート見返してて、死ぬほど焦ってるのに笑えますw

いったん速度を優先すると決めたくせに……紬が追い付くのが現実的になってきたので方針転換w
この日についに紬が百合子を抜きます。
それに油断して動画作成にちょっとゆるみが。


なんてやってると、恐れていたネタ被り動画があがります。
そりゃあ、3日もかかってればね。当たり前。
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で、完全にガチダンスに振るのを決意。

ミリシタのキャプチャ環境の構築をいったん断念。メンバーを入れ替えられないので、いまの動画の出来では拡散力が不足、と判断。
考えた末に、タイトルロゴとかネタとかでコメントを確保することを決意。


ここでネタとして票数カウントアップを入れてコメントを煽るアイデアが降りて来ます。
試しに動画の最後にメインテーマ入れてみたら、コナンの動画としてすごくしっくりきました。
ここからアイドル投票TBランキングの画像収拾に丸一日、セリフ回しやネタ組み上げるのに2日。

そしてアイドル投票TBランキングの画像は集め終わったから、白石紬ランキングの画像を保存しようと思ったら……本当は動画の3:45あたりには白石紬ランキングで15役に票の入ってる画像が入る予定でした。
まあこれは諦めるしかなく、これ以上遅らせると年末年始で再生数が激減するのでやむなく投稿。


タイトルはわかりやすさを重視してナンナンとパラパラを含めて、さらに【七尾百合子vs白石紬】で「百合子に挑む紬」をプロデュース。
サムネはtwitterで流れてきた中でもっともアイキャッチの強かったものを借用。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm32500140
この判断は正解で、もう一日遅れていたら再生数は1万ぐらい落ちたんじゃないかなー。
逆に、もう3日早く投稿できてたら、再生数2万ぐらい稼げていた気もします。


そしていまや凋落したニコニコの拡散力を補う意味でYoutubeにも投稿。
ニコマス民としては悲しいことですけど、仕方ないね。


宣伝のためにコンベンションセンターに動画のURL貼ったり、twitterで定期的につぶやいたりしたおかげか、宣伝も入れてもらえて思ったよりも伸び始めます。

最初は2000再生回れば御の字と思ってました。
つむこーどにはこのときは参加してなかったのでわからないんですが、話題には上ってたんですかね?少しでも再生数積むとランキングが上がるので比較動画上げて、導線つくったり。


最終的には4位まで来てくれて、急速に再生数が伸びました。
ランキングは上になるほど伸びる速度が上がるので、とにかく毎時1位とデイリー10位に入れられると大きいですね。
ただ最近は工作で上位枠が一定取られてしまうのでちょっと悲しいんですけど。


ここまでが俺のアイドル投票TBのプロデュース活動第一ブロックという感じ。


なんか思ったより長くなったので、その2へ続きます。
アイドル投票TBの思い出と3本の動画について:その2 - 青い月の高原

2016年、あけましておめでとうございます。

3A07が50万再生いったようでおめでとうございます。
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ある種俺が動画制作に踏み出すきっかけになった動画です。
自分の書いた当時の3A07の感想を読み返しに来て、一応自分のことも書いておこうかなと思ったのでこっそり。

続きを読む

「待ちうけプリンス」の歌詞解釈

くらわんPの待ちうけプリンス全員分が上がってたので思わず30分聞いちゃったんですよ。

いままでまじめに歌詞を聞いてなくて、男女のさや当て、駆け引きを楽しそうにやってる程度で、「若いもんはええのう」ぐらいの感想だったんだけど、アレ、これ破局の歌なのかー、と初めて理解したw

歌詞に解釈入れてみたのでとりあえずここに投下。
繰り返される歌詞は省略してます。
[]でくくってあるのは英語を訳したところ。
()は勝手に入れた解釈。

[踊ろう!来てよ王子様、キスして]
[踊ろう!来てよ王子様、ダンスの時間よ]


(彼の台詞の妄想)
「かわいいお嬢さん、お迎えに来たぜ
 さあBABY 俺についてこいよ」
[来てよ王子様、深夜12時]


イルミネーション グロスのリップひきたて あたし夜景の主役
(おそらく待ち合わせ場所で待っている。クリスマスの可能性もある)


あなたとのCHU ここでCHU
踊りましょう 輝いて
電話中? メール中? (電話をしても繋がらない)
こっち向いて(私の方を振り向いて) 目を閉じて (SECRET)


[踊ろう 来てよ王子様、キスして]
[踊ろう 来てよ王子様、ダンスの時間よ]


[抱きしめて] あたしの目を 見て
ねぇおねがい もう一度聞かせて(前は好きって言ってくれたのに)
[来てよ王子様、この月夜]


(携帯の彼の待ちうけが)手のひらの中 生意気そうなスマイル
そんな顔してもダメよ


あなたとのCHU ここでCHU
目を閉じれば そこに居る(ここで前にキスした場所で待ち合わせていることがわかる)
電話中? メール中? 無言の電話 握り締め


(王子様が迎えに来てくれることはない)偽りのシンデレラ
(別れ話もしくは無視で心を揺らさないで)口説き文句でゆらしてよ
正義の笑顔は(この正義がよくわからない。単に偽りとのペア?彼の名前かな?)
(携帯の)アイコンの後ろ(の壁紙で微笑む)で…
(来てくれるって、もしくは好きっていったのに)嘘つき


以前のCHU 今のCHU(おそらくすでに次の彼女がいる。以前のCHUが自分)
踊りましょう 潤って(ダンスでも潤いっぽく頬を叩いてるけど、実は涙の暗喩)
[まだあなたが必要なの] 嫌い 夢中
(泣きはらして)パンダ目だわ 目を閉じて (SECRET)


あなたとのCHU ここでCHU
踊りましょう 輝いて
電話中? メール中?
こっち向いて 目を閉じて (SECRET)


「…そう バイバイ」(来てくれなくて諦めたか、別れの電話かメールが来たか)

あらー、悲しい歌ですねw